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- FM-TOWNS専用スクリ-ン・エディタWINK v3.20
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- ●機能説明及び使用方法
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- このエディタは、REDを手本に作成されています。文字列の検索、置き換え
- 削除、複写などの操作は、REDと同じです。
- ただキ-アサインは、よりWSに近い配置にしてあります。
- ほとんどの操作は、PFキ-によるメニュ-でメニュ-位置などは、REDと
- 同じになるように気をつけました。
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- エディト出来るファイルのサイズは、一応無制限(32ビットのポインタで
- アクセス出来る大きさです・・なんぼじゃ?)ですが、搭載メモリを超えた
- 場合に外部ディスクにテンポラリ・ファイルを自動作成します。
- 外部ディスクは、環境変数で指定可能(TMPと言う名前で指定)ですが
- 設定されていない場合は、カレントディレクトリに作成します。
- 目安としては、TOWNS MODEL1で100K,MODEL2で
- 600Kバイトほどでテンポラリを作成します。
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- 文字列の削除、複写などは、すべて1つのアンドゥ・バッファに退避し次に
- 削除、範囲指定を行うまでいつくでも復元/複写可能ですが、搭載メモリに
- 制限されます。あまり巨大な範囲指定してもアンドゥされませんので注意し
- てくだい(注意を示すメッセ-ジを表示します)さらにメモリフルになる可
- 能性があるので巨大な範囲指定には、十分注意してください。
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- REDには、無い機能としてCDの演奏と簡易通信機能があります。
- 非常にコンパクトな機能しかありませんが、エディットしながらCD演奏、
- 通信が楽しめます。通信機能には、速度設定とアップ/ダウンの機能しか
- ありませんが、エディット中の文書をアップしたりエディットバッファに
- 直接ダウンロードすることが出来ます。さらにX-Modemでのアップ
- ダウン・ロード機能を追加しました。
- (高速ダウンロードと紹してフライングX-Modemに対応してありますが、
- これは、あくまで文字化けが無いことを前提にして通信する凶悪な方法です
- MNPモデムを使用して通信している場合のみ使用してください)
- さらに簡単なエスケ-プ・シ-ケンスにも対応しています(下記参照)
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- 後は、実際に操作してみてください。そんなに機能が豊富では、ありません
- のでREDを使える方なら問題なく操作出来ると思います。
- まだスクロ-ル・スピ-ドが非常に低速ですが、これもなんとか速くしたい
- と思っています(やっぱ本家REDには、勝てませんね・・ほんと)
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- ●通信モ-ドでの対応コントロ-ル・コ-ドを下記に示します。
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- 基本的にFMシリ-ズと同じシ-ケンスをサポ-トし一部のANSIエスケ-プ
- シ-ケンスにも対応してあります
- 詳細については、それぞれFMシリ-ズのマニュアルを参照してください。
- ビデオ・アトリビュ-トで設定できるのは、8色のカラ-コ-ドと高輝度
- 表示、反転表示だけです。ブリンクやアンダ-ラインなどの表示は、出来ません
- さらに背景色の設定も出来ません。
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- ※全部デバックした訳では、ないのでバグ報告をお待ちしてます・・
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- ※対応コントロ-ル・コ-ド
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- $08 バック・スペ-ス
- $09 TAB
- $0A ラインフィ-ルド
- $0B ホ-ム・ポジション
- $0C クリア・スクリ-ン
- $0D キャリッジ・リタ-ン
- $11+n セット・ビデオ・アトリビュ-ト
- $12+x+y セット・カ-ソル・ポジション
- $13+n+c リピ-ト・キャラクタ
- $15 クリア・スクリ-ン
- $16 クリア・スクリ-ン
- $1B エスケ-プ・シ-ケンス(下記参照)
- $1C カ-ソル・ライト
- $1D カ-ソル・レフト
- $1E カ-ソル・アップ
- $1F カ-ソル・ダウン
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- ※対応エスケ-プ・シ-ケンス
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- ESC+'*' クリア・スクリ-ン
- ESC+'T' イレ-ス・ライン
- ESC+'Y' イレ-ス・スクリ-ン
- ESC+'E' インサ-ト・ライン
- ESC+'R' デリ-ト・ライン
- ESC+'='+y+x セット・カ-ソル・ポジション
- ESC+'G'+v セット・ビデオ・アトリビュ-ト
- ESC+'.'+n+n セット・カ-ソル・アトリビュ-ト(無視)
- ESC+'K' 漢字モ-ド・セット
- ESC+'C' ANKモ-ド・セット
- ESC+'['..... ANSIエスケ-プ(下記参照)
- ESC+n 上記以外のコ-ドを表示
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- ※対応ANSIエスケ-プ・シ-ケンス
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- ESC[y;xH セット・カ-ソル・ポジション
- ESC[y;xf セット・カ-ソル・ポジション
- ESC[nA カ-ソル・アップ
- ESC[nB カ-ソル・ダウン
- ESC[nC カ-ソル・ライト
- ESC[nD カ-ソル・レフト
- ESC[s カ-ソル位置保存
- ESC[u 保存したカ-ソル位置を復帰
- ESC[nJ クリア・スクリ-ン
- ESC[nK イレ-ス・ライン
- ESC[nL インサ-ト・ライン
- ESC[nM デリ-ト・ライン
- ESC[n...m セット・ビデオ・アトリビュ-ト
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- ●v1.01からの追加機能説明
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- マルチ・ファイル・エディットが出来るようになっています.ただしREDの
- ようにウインドではありません すべて同じ大きさのフル画面です.
- エディット・ファイルの移動は,HOMEキ-で行います.
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- 文字列検索で順/逆方向にも検索するようにしました.カ-ソルキ-の上/下
- で検索方向が換わります.
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- 文字列の置き換えで範囲指定が出来ます.先に範囲指定を行い確定する前に
- PF2キ-を押して置き換える文字列などを入力してください.
- 反転表示した範囲のみ文字列の置き換えを行います.
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- ファイル名の入力時にワイルドカ-ドが指定出来ます.
- もしワイルドカ-ドもしくは,何も入力しなかった場合には,ファイル選択
- ウインドを表示します.その中からカ-ソルキ-で選択してください
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- ●v2.00の変更点
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- 漢字変換途中の文字をカ-ソル位置で表示しながら変換出来るようにしました.
- これでやっと普通のエディタぽくなりました
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- 単語登録は,一応可能としてありますが,まだバグがあるかもしれませんので
- 十分に注意をして使用してください.単語抹消は,現在サポ-トしてません.
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- 範囲指定を行い確定する前に「複写キ-」を押せば,その指定した範囲をファイル
- に保存することができます(この機能はv1.00からありました)
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- 通信モ-ドの設定をより細かく出来るようにしました.
- 回線ポ-トやビット長などの設定も行えます.
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- 通信モ-ドでの文字入力に直接入力と間接入力が選択出来ます.切り換えは
- PF2キ-で行います.チャットやRTなどを行う場合は,この間接入力を使用
- すれば画面が乱れることがありません.
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- ●v2.01の変更点
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- 親指シフトのキ-ボ-ドが使えなかったバグを修正しました.
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- RS232Cの初期設定を正しく行うようにしました.一度SETUPを行えば
- いちいちWINKを起動した時に設定を変える必要がなくなります
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- 通信モ-ドでの間接入力時のバグ修正を行いました.
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- ●v2.03の変更点
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- 単語登録のバグを修正し使用方法も普通のOAKに近いようにしました.
- 登録単語を画面上の文字を任意に指定して登録します.
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- 「漢字辞書」キ-も使えるようにしました.これで単漢字変換が可能に
- なりました.
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- 全角モ-ド時にPFキ-が入力出来なかったバグを修正しました
- メニュ-の選択時及び確認時に「実行」キ-及び「取消」キ-が使えるように
- しました.
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- ●v3.00の変更点
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- 単語登録時に画面の右端部分での障害を修正しました.
- さらに次行にまたがる文字列も指定出来るようにしました.
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- PF4キ-で編集画面の大きさを変更出来るようにしました.
- 同時に複数の画面を見ながらエディット出来ます.(マルチウインド-)
- カ-ソルキ-の上下右左でウインド左上を移動し,SHIFTを押しながらで
- ウインド右下を移動させます
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- 行番号を表示するモ-ドを追加しました.
- 行番号は"1"から数えるようにしました
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- ●v3.01の変更点
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- 新たに"MENU4"を追加しました.(PF4キ-です)
- 編集画面の文字表示色をウインドごとに設定出来るようにしました
- さらにASCIIコ-ド及び漢字コ-ドをダイレクトに編集バッファに挿入する機能を
- 入れました. この機能を選択し すきなキャラクタをカ-ソルキ-で選んでリタ-ン
- キ-もしくわ実行キ-を押せば編集バッファにそのまま挿入されます
- 漢字コ-ドの場合は,SHIFT+上下カ-ソルキ-で次のコ-ド一覧を表示します
- (漢字コ-ドはJISコ-ドで表示しています)
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- 画面右下で漢字変換を行った場合メニュ-表示が崩れるのを直しました
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- 通信モ-ドの設定で新たに表示文字色の設定とコントロ-ルコ-ドの扱いを
- 変更出来るようにしました.
- もし不意に文字色が変更されたり異様な動作をする場合は, 文字制御を"無し"
- か"表示"にして使用ください
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- 通信モ-ドでブレ-ク信号が送信出来なかったバグを修正しました
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- 通信モ-ドのアップロ-ド時に「取消」キ-もしくわ「ESC」で処理を中断する
- ようにしました.
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- ●v3.02の変更点
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- 単語登録,漢字辞書のメッセ-ジが正常に表示しないバグを修正しました
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- ファイル名入力時などにゴミが挿入されるバグを修正しました
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- ●v3.10の変更点
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- MENU4に編集バッファ内の文書をプリンタに印字する機能を追加しました.
- 以下にその機能メニュ-の説明をします
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- [用紙の選択] A5,B5,A4,B4の縦方向について印字する桁,行,マ-ジンなどを選ぶ
- [左余白] 用紙の左端余白の文字数(ANKで数える)を変更します
- [右余白] 両面印刷した場合の裏(偶数)ペ-ジの"左余白"です.注意!!
- [印字文字数] 1行に印字する文字数です(ANKで数える)
- [印字行数] 1ペ-ジに印字する行数です
- [ペ-ジ印字] 用紙の最終行に"-1-"などとペ-ジ数を印字する
- [禁則処理] 文頭に印字してはいけない文字をチェックする
- [両面印刷] 表に奇数ペ-ジ,裏に偶数ペ-ジとなるように印刷する
- [プリンタの種類]
- "PRN"は,MS-DOSのプリンタドライバにそのまま出力します(使用する前にはSETUPなど
- を行って使用するプリンタの設定をしてないと駄目です)
- "FM系"は,富士通純正の漢字プリンタを対象に縮小ANKで印刷します
- "ESC/P"は,エプソンのプリンタを対象にANKは半角漢字の形で印字します
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- 通信モ-ドでのオ-トログインの機能を追加しました.
- かなり貧弱な機能しかないので期待しないでください.
- 手順ファイルの指定方法は,デフォルトで"WINK.DEF"で,起動時のパラメ-タでは
- "RUN386 WINK /aWINK.DEF"で指定,もしくは環境変数"WINKAUTO"で指定できます.
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- NiftyにアクセスするDEFファイルのサンプルを下記に示します.
- ---------[WINK.DEF]-------------
- #Nifty Serve
- ATZ<[OK]*
- ?ATDP947 5460<{20,CONNECT}*
- ?.00+{5,COM}
- [60,->]SVC<
- [60,->]xxxxxxxx<
- [60,->]xxxxxxxx<
- ----------------------------------
- サンプルを元に説明すると"#"で始まる行がメニュ-で表示されるタイトルとなり
- 次の"#"までがその手順になります.
- "ATZ"や"ATDP947 5460"などの文字は,そのままモデムに送られ"<"などの制御
- キャラクタは$0Dに変換されたりします
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- 制御キャラクタを示します
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- < $0Dに置き換えて送信する
- > $0Dが送られてくるまで待つ
- * 約2秒間のウエイトする
- $xx 16進コ-ドを送信する
- \n 次のキャラクタを無条件で送信する
- [n,str] 最大n秒間,str文字列が受信されるまで待つ
- ?...{n,str} 最大n秒間,str文字列が受信されるまで待ち,もし時間を超えば
- 対応する"?"までの戻る/進む
- @ "?"を解除する
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- ●v3.11の変更点
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- 通信モ-ドでのバイナリ転送にB Puls Protocol(注1参照)を追加しました.
- このプロトコルを使用した転送は自動で行いますのでメニュ-での選択は不要です
- ホストで転送をスタ-トすれば自動的にB Plus Protocolモ-ドに移行しバイナリ
- 転送を実行します. (この際,転送するファイル名はホストで指定します)
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- 注1 B Plus Protocol is a Service Mark of CompuServe, Incorporated.
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- ●v3.12の変更点
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- 通信モ-ドでの1行入力時などの漢字処理のバグを修正しました
- 編集モ-ドで上書した時ファイルの最後での入力で暴走するバグを修正しました
- 文字列のサ-チ/置き換えで何も入力しなかった場合の無限ル-プを修正しました
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- ●v3.13の変更点
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- 一部漢字の表示が化けるバグを修正しました
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- ●v3.14の変更点
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- オ-トログインパラメ-タのバグを修正しました
- 通信モ-ドでEUCコ-ドにも対応しました
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- ●v3.15の変更点
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- 起動時のオプションパラメ-タに下記の物を追加した
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- /B ファイルセ-ブ時に現在編集中のファイルを"xxx.BAK"に変えからセ-ブする
- /Z ファイルの最後に0x1Aを追加しない
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- ●v3.16の変更点
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- メモリ管理アルゴリズムの変更を行った.
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- 通信回線のモ-ド変更時にER信号の保持を行うようにした
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- ●v3.17の変更点
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- ファイル読み込み時のバグを修正をした
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- ●v3.18の変更点
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- OAK,RSB関連のライブラリを山ちゃん作の物に変更した(山ちゃんに感謝)
- アンドゥバッファを論理バッファで管理するように変更した
- BPlusの多少のバグ修正を行った
- 起動時のオプションパラメ-タで漢字変換モ-ドを設定出来るようにした
- /R ロ-マ字入力モ-ド
- /F 全角入力モ-ド
- /K カタカナ入力モ-ド
- /H ひらがな入力モ-ド
- さらにファイル編集のテンポラリファイル作成デバイスの指定も追加した
- /T<dev> <dev>にデバイス名を指定
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- [例] オ-トログインファイルを"A:\WINK.DEF"に指定
- 漢字入力モ-ドをロ-マ字モ-ドに設定
- テンポラリデバイスを"D:"ドライブに指定
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- RUN386 WINK.EXP /AA:\WINK.DEF /R /TD:
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- *注意事項*
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- WINKは起動時に使用出来る最大のメモリ-の約半分を編集用のバッファとして
- 管理しています. もし編集ファイルのサイズがメモリサイズ以上になった場合
- メモリ上のバッファの一部を外部ファイルに書き出します. この時かなり巨大
- なファイルを作成する可能性がありますので充分に空き領域のあるディスクを
- 用意してください. 特にフロッピ-を使用する場合には, 600K以上のファイル
- をエディット出来ないと思ってくさい(600KのファイルのすべてUndoした場合に
- 約1.2Mの外部ファイルを作る可能性があります)
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- もし外部ファイルを作りだした場合は, 絶対に途中でリセットやディスクの
- 入れ換えなどを行わないでください. 最悪そのディスクが破壊する可能性があ
- ります. (WINKを終了するまでその外部ファイルをクロ-スしない為)
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- もし外部ファイル作成もしくわ追加に失敗した場合, 新たに外部ファイルを作成
- するデバイスの入力を要求します. 空きのあるデバイスを用意して設定してくだ
- さい. ただしそれまで使用していたデバイス上の外部ファイルのコピ-を行いま
- すので同じデバイスでディスクの交換は絶対にしないでください
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- 最悪の場合!(例えばフロッピ-で1M以上の外部ファイルを作成しようとしてHDD
- などのデバイスが無い場合)には, "テンポラリドライブ名"入力の時に"EXIT"を入力して
- くさい. 強制終了いたします (今まで編集/変更したファイルはさよならします!)
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- ●v3.19の変更点
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- 漢字変換ル-チンのバグを修正した
- 通信モ-ドでのUndoバッファのアップロ-ド時のバグ修正した
- 単語登録終了時のごみが出るバグを修正した
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- ●v3.20の変更点
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- 起動時のオプションにタブのサイズを指定出来るようにした
- /D4 タブを4に設定
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- 簡単なキ-マクロを定義出来るようにした
- PF11 を押してからもう一度 PF11 を押すまでのキ-操作を最大512文字まで
- 記憶し PF12 を押すことによりそれを再現します
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- その他の機能追加
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- CTRL+L 文書中のワ-ドを切り出しえ検索バッファに代入
- CTRL+M 下方向に文字検索を1度だけ行う